社会科学,音楽

「知の技法」入門

「知の技法」入門

「問いがないところには思考はない。他者が開いた一つの世界の中に身を沈めていくことを通じて,自分の中に問いが浮かび上がってこなくてはならない。それがもっとも大事。問いこそが思考なんだから。問いがなくては思考できない。」

「本の価値を規定しているのは,情報的に正しいことが書いてあるとか,情報的な量が多いかということではなく,『完結しているけれでも開かれる』みたいな,一つの世界を指し示すことができるかどうかなんでしょう。……。本を読む世界を得るんです。」(21頁)



1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)

1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)