週末は大阪。
友達に会って,話して,しばしの休息。
移動中に読了。
創造的福祉社会: 「成長」後の社会構想と人間・地域・価値 (ちくま新書)
- 作者: 広井良典
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/07/07
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 47回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
「現在の私たちが直面しているのは,人類史の中でのいわば“第三の定常期”への移行という大きな構造変化である。」(46頁)
「『……定常化の時代とは,……“義務としての経済成長”から人々が解放され,真の意味での各人の『創造性』が発揮され開花していく社会としてとらえられるのではないだろうか』……」(46頁)
「……定常型社会とは,『経済成長を絶対的な目標としなくても十分な「豊かさ」が実現されていく社会』をいう。(99頁)
「……市場経済の拡大・成長が終焉する『定常型社会』においては,新たな形での倫理ないし価値が求められるのではないか。……『倫理の再・内部化』という課題に私たちは直面しているのではないか,……」(236頁)